多くの不動産を所有している場合の相続税について
状況
財産状況
不動産(数戸)
相談内容
借入をして建てた賃貸物件が複数あるが、相続税のことについて知りたいとのご相談でした。
回答内容
相続税はプラスの財産(土地、家屋など)からマイナスの財産(借入など)を差し引いた正味財産に対して課されます。
その為、借入をして建てた不動産の評価額が借入金額よりも少なければ、財産を圧縮することができます。初めの方は、不動産の評価額の方が借入金額よりも小さくなることが多いですが、土地の評価額はあまり変化しないのに対して、借入は年々減っていきます。
なので、何十年か先になると、相続税がかかってしまうこともあります。その為、相続税がかからないと一概に考えてしまうことは危険です。
また、不動産賃貸業の場合、他の資産の状況次第では、小規模宅地の特例という評価減が使えることもあります。